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カオルキッズランド伊奈園X組担任の先生の子ども達に対する接し方について

保護者様からいただいたご意見 (原文)

カオルキッズランド伊奈園 園長様

  いつも子どもたちがお世話になっております。

  今回、日頃より気になっていることについて投書させて頂きます。匿名での投書であることをお許し下さい。また、X組の多数の保護者がこの件に関して同じような思いをもっており、何度か保護者同士で話し合いをもった末、私たちの思いと願いをこの一枚にまとめ、投書させて頂いております。そういった事実があるということを受け止めて頂き、文章を読んで頂ければ幸いです。

   改善して頂きたい点は、X組の担任をされている先生の子どもたちへの接し方(指導の仕方、言葉遣いなど) についてです。

   これまで、子どもたちと先生が関わる場面を何度か見てきました。しかし、その多くの場面で、先生が子どもたちに対し、指導やしつけというより、ご自分の不満をおっしゃっている姿を多く見かけました。

   例えば、ある子供が麦茶を床にこぼしてしまった際、先生はその子に対して「なんでいつも怒られることばっかりするかなー (怒)」と怒り、その後も不機嫌そうにずっと不満を口にしていました。長々とご自分の不満を子どもに言うものですから、その子は麦茶をこぼしてしまったことに対して怒られいるという認識はあっても、何がいけなかったのか (歩きながら飲んでいたから) は全くわかっていないのではないでしょうか。結局、そのこぼれた麦茶は別のお友達が雑巾でさっと拭いてくれました。しかし、その子に対しては特に褒めてあげることもなく、とても残念な思いでいっぱいでした。

   その他にも、「何回も言っているのに、何でまた同じことするわけ!」「いい加減にしてよ!」など、子どもたちに対する心無い言葉を多々耳にしました。

   子どもは、些細なことでも褒められれば嬉しいものです。そして、褒められたことが自信となり、次への意欲となって成長していくのではないでしょうか。「叱る」にしても、自分の感情で「怒る」のではなく、愛情をもって「叱る」ことが大切だと思います。子どもに長々と話をしても、幼い子どもたちには伝わらず、怒られたという印象が残るだけで、何がいけなかったのかを学ぶことができません。

   私は保育のプロではありません。ですから、これまで先生には先生なりのやり方があり、保護者である私はそれを支えることが第一だと信じてやってきました。しかしながら、子どもたちへの接し方が適切であるとは思えない場面を多く見かけ、今は不安でいっぱいです。また、先生を支えることが子どもたちにとって本当に良いことなのか疑問に感じるようになってしまいました。

   保育士という仕事は、十数人もの幼児を毎日相手にしていますから、いろいろとご苦労やストレスも多いかと思います。もちろん、いつも不適切な言動ばかりではないことも十分わかっています。先生も人間ですから、子どもたちにイライラしてしまうことは当然あると思います。ただ、仕事として保育士をされている以上は、ご自分の発する言葉の重さをしっかりと受け止め、またそれらが子どもたちにどのような影響を与えることになるのかをきちんと考えて頂きたいと思います。幼い子どもたちにとって、先生の言うことは絶対であり、たとえどんな先生であっても、先生の言うことは聞こうとしますし、またそれに応えたいと頑張るものです。

   X組の担任の先生には、保育士として子供たちの成長に関わり、彼らの心の発達に大きな影響を与える立場であるという自覚をしっかりと持って頂きたいと思います。そのためには、子どもたちへの接し方を今一度勉強され、資質の向上を図っていただきたいと思います。また、園長先生には、子どもたちと先生方を支えるため、職員の実態をしっかりと把握して頂き、職員の不適切な言動に対してはきちんと指導して頂きたいと思います。

   最後に、いろいろなことを述べさせて頂きましたが、園長先生をはじめ他の先生方には非常に感謝の気持ちでいっぱいです。また最近では、X組担任の先生からのノートへの温かいコメントには安心できる場面が少しずつ感じられるようになってきたのも事実です。

   これからも子どもを安心して預けられるよう、そしてさらに保育園が素晴らしい保育環境になるよう、早急な対応をお願い致します。

X組保護者より

 

 

園からのご意見に対する回答

   暑さ寒さも彼岸までといわれますが、だいぶしのぎやすい季節になってまいりました。X組保護者の皆様におかれましては、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。いつも当園に対しご支援ご協力ありがとうございます。

   さて、先日は皆様より大変貴重なご意見をいただきありがとうございました。また、お返事が遅れまして大変申し訳ございません。いただいたご意見に対し、園長、主任、X組担任で内容をよく検討いたしました結果、当園が所属するカオル幼保グループの推進している「群れ保育」の指導精神に大きく外れていることがわかり、大変反省しているところでございます。「群れ保育」の指導精神は、子どもたちになにか課題が生じたときには自分たちで考え、自分たちで相談しながら解決する。それを傍で見ている保育士は良い点を見つけたら褒めてあげる。まだ改善の余地がある場合にはそれに気づかせてあげる。そのような指導を行っており、極力保育士は子どもたちの課題解決に傍からサポートしてあげるような姿勢で保育するようにしております。

   このような「群れ保育」の研修を年2回、その他に保育士として必要な研修を年2回以上受講することを義務づけております。

  従って、「群れ保育」の考え方で保育士が日常の保育にあたっておれば、保護者様がご覧になったような場面はあり得ないのです。このような事態が生じたことは、担任の不勉強と園の指導が行き届かなかったからと存じます。保護者の皆様に深くお詫びするとともに、職員全体に法人の考え方を徹底するようより一層指導いたします。

  今後、改善に全力を尽くしますので、見守りいただきたいと存じます。

  ご意見誠にありがとうございました。今後ともよろしくご支援の程、お願い申し上げます。

以上